2012年7月14日土曜日

大学も前期授業最終週に差し掛かり、久しぶりの近況報告など。

まとまった内容としては久しぶりのブログになります。
身近な方にはTwitterやFacebookで日常のあれこれはお届けしておりますが、一応ブログの方でも記録代わりにご報告。

4月に白鴎大学に着任しまして経営学部の授業を担当するようになり早や3ヶ月が経過。
あっという間に授業も最終週であります。
最初はどうなるものかと思っておりましたが、無事14週までこなすことが出来ました。
多くの方に「大学の授業は準備が大変だよ〜」と言われてはおりましたが、確かに大変。
90分話すためには正直4,5時間はネタ仕込みいや授業準備をせねばなりません。
そして授業枠は自分の守備範囲や自分が経験したことばかりではなく、結構勉強して肉付けをしてゆかねばならぬことも多々。
経済畑から建築・都市計画、映像、先端技術と来てまた経営学の領域に入ったもので、用語一つでもある程度確認しておかないと危なっかしいというところがございました。
学部長さんからは「大変ですよね、何台もの自転車を一遍にこぐようなもんですから」という名言を頂戴しました。

さらに、個人的には授業は基本的に板書ではなくコンピュータのスライドで進めると決めたものの、その 準備にも当初は手こずる始末で。
岐阜から栃木への異動の際に、研究や仕事環境を全てWindowsからMacintoshに移行することを決めており半年ほど掛けてその準備をしてはいたのですが、Winで使うPowerPointとMacで使うKeynoteというのは少々、どころか結構使い方が違っていたもので・・・。
でも最初の数週間は面倒ではあったのですが、徐々にKeynoteの使い方に慣れると、非常に快適になり、作業効率も随分とアップしてゆきました。

6月からは研究室にMacminiを導入。大学の研究費のおかげであります・・・白鴎大学のえらい人には感謝です(笑)。これでさらに生産性が向上。
さらにクラウドサービスのDropBoxをフル稼働させて、私物のMacBookAirと研究室のMacminiとでお仕事がこなせるようになりました。DropBoxは便利ですなぁ・・・大学の中の人として仕事をしているとセキュリティにはどうしても気をつけることが多くなりますが、USBメモリなどを持ち歩いたりする必要がなくなったので、その点でも安心・快適であります。ネットでの流出ということも心配することになるのかも知れませんが・・・そこまでの重要情報は手元にありませんのでねぇ・・・。

ベンチャービジネス論、NPO論などの授業を担当していることもあり、学生さんとのやり取りも楽しいものです。自分で事業を起こしてみたいとか、NPO活動に参加してみたいという学生さんが研究室を訪ねてきたりもします。
地域メディア演習という授業では白鴎大学の学生さんを連れて小山駅の近辺や宇都宮市の中心商店街の街歩きも始めています。現在はまだ限定的ですが、近いうちに本格的な街歩き授業と、地域づくりの活動やまちづくりワークショップなども準備をしてゆきたいと考えています。

経営学部のゼミでは今年度はジャーナリストである嶌信彦教授のゼミに所属し、ゼミ運営のお手伝いをしており主に3年生の指導を受け持っています。確かに色々拙い部分があるわけですが、嶌先生のビシビシとした指導内容を見つつ、自分で何ができるかを考えながらの修業の場でもあります。

大学の中では、地元地域社会との連携が私の大きな仕事としてあるわけですが、小山商工会議所での産官学連携の会議や、小山市役所によるインキュベーション施設の運営委員会や地域ブランドの会議などにも参加しています。
正直言えば私が見る限り地域的に課題は山積していますが、「うまく」進めて問題解決に繋げてゆくよう考えているところです。春までの仕事場とは状況も違いますので絨毯爆撃するわけにもいかないのですが、ある時期からブルドーザーのメンテナンスに入りたいとは思っています。

自宅も大学まで徒歩20分くらいの栃木県小山市、JR駅至近のところに構えているわけですが、東京での会合や宴会などは思ったよりもアクセスしやすいことがわかりました。多いと週に2,3回上京することもあるほどです。
元々が小山市というのは東京への通勤圏で、栃木県という名前がつくと皆さん「遠いところから・・・」と感動いただくわけですが、それほど遠くはありません、どうぞ何かあれば気軽にお声がけ頂きたく思います。最近多い事例は10時まで呑み会参加して最終の東北新幹線に乗ると11時半過ぎに自宅到着、という具合です。

小山市での研究、お仕事、生活を楽しみつつ、後期に向けての自分自身のプロジェクトもそろそろ整備をしてゆきたい、そう考えているところです。ブログも本格活用を予定しております。
地域づくりや都市戦略など岐阜での活動とはまた違うフィールドを整備しつつ、また多くの皆さんとのご縁があることを期待しています。

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